中小企業を黒字体質にするには
2024/06/25
【損益分岐点につて】
中小企業を黒字体質にするためには、一番手っ取り早く考えれば、それなりの売上を上げて、それを維持していくことなんでしょうが 今の時代はそんなに甘くはありまでん。
損益分岐点という言葉をご存じですか?損益分岐点とは 売上高が費用額と等しくなる採算点。この分岐点を追う超せば超すほど利益が増えることになるものです。(電子辞書より)
【変動費と固定費】
なかなか、上記の説明では 意思が捉えにくいものではないか思います。
新しく変動費と固定費という言葉を掲げました。まず、変動費ですが、売上原価とか、売上高を上げるために直結係ってくる経費(製品・商品の運送費など)のことをいいます。それから固定費とは それ以外で毎日固定的に係ってくる費用をいいます。
損益分岐点
とは、売上高から変動費をひいた利益(これを限界利益といいます)が固定費と等しくなる状態のことをいいます。
【黒字体質】
固定費とは、言い換えれば企業を維持するために係ってくる費用であり、損益分岐点とは、今の会社の規模では、最低限維持しなければならない売上高を示していることになります。
これを超えれば売上高が上がれば
当然それに見合うだけの限界利益が増加し、それがそのまま利益の増加へと繋がってくることになります。
【損益分岐点がマイナスの場合には】
この場合には、当然今の会社の規模に見合うだけの売上があがっていないと捉えるべきで 会社の規模の縮小を検討すべきですが、それ以外、その赤字の金額にもよりますが しいれ価格の引き下げや製造原価の圧縮を検討してみるのも 手ではないでしょうか。
【売上高を上げて黒字体質を作っていくための資金の応急処理】
売上高を上げる構想をたてられたが、一時的に資金がショートしてしまいそうなときは、その応急処置として考えられる術として、売上債権の回収スパンを短くすること、買掛債権の支払いスパンを長くすること、そして棚卸品の縮小などが考えられますが、最悪の場合はリスケジュールによる借入金返済の繰り延べという術も考えられます。
【経営計画書を作成する】
会社を維持していくためには、上記のようなことをしっかり配慮していかなければならないわけですが、行き当たりばったりでは今の変貌期 ついには行き詰ってしまうことも多々考えられます。
そういう意味で 資金繰りも踏まえ、しっかりとした経営計画書の作成し、経営そのもののシュミレーションをたてておくことが すごく大切なことだと考える次第です。
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